こんにちは、なるり(@narurufootmouth)です。
今回はオレンズネロを購入してからしてから、7ヶ月ほど経ちました。(2017年8月に購入)
前回はオレンズネロの購入直後の仕様感のレビュー記事を書きました。0.2mmも0.3mmもとても快適に筆記できておすすめのシャープペンシルでした
あれから7ヶ月ほど使い倒してみて購入直後では見えなかったことが色々分かってきました。
今回はその辺りをまとめてみました。
オレンズネロは芯の細さで使用用途が異なる?
私のサイトの検索結果を見てみると、「0.2mmか0.3mmかどちらの芯のタイプのオレンズネロを購入すべきか迷っている」こんなユーザーさんが沢山来ていただいているようです。
購入当時のレビュー記事はこちらです。
オレンズネロは0.2mmと0.3mmはどちらが買い?【実際に使ってしらべた】 - 探求心.COM
結果としては、一概に0.2mmがおすすめとか、0.3mmがおすすめとか言えないというのが私の見解です。
しかし、あえて0.2mmと0.3mmの使い分けを考えると、書く媒体のサイズによってどちらが最適かが変わります。
もちろん、どちらか好きな方のペン一本を購入したとしても、後悔はしないと思います。
それほど、持つことにも、使用することにも満足感を与えるシャープペンシルです。
オレンズネロの0.2mmと0.3mmタイプの特徴
まず最初に言っておきたいことは、オレンズネロの0.2mmと0.3mmのタイプでは、オレンズネロ自体の特徴に差があるわけではありません。
つまり違いは、シャープペンシルが扱う芯の細さであって、その違いが使用用途によってどちらが最適かということが変わるということですね。そこで、まずは0.2mmと0.3mmのタイプをそれぞれ私が使ってみて感じた特徴を説明していきたいと思います。
0.2mmの特徴
0.2mmの特徴をあげると、以下のようになります。
- 文字が細く書けるので狭いスペースに記入しやすい
- 長時間筆記しても文字が太くなりずらい
- 芯の交換のときにやや芯がおれやすい
- 芯の引っかかりを若干感じることがある
- 芯の消耗が早い
やはり、0.2mmという極細の芯だからできる細字の筆記は、手帳や資料の隙間などにメモする場合にはとても重宝します。
また芯の直径が狭いため、長時間筆記を続けても文字が太くなりにくいのもメリットです。
シャープペンシルは筆記媒体にたいして、斜めに傾けて文字を書きます。
そのため、どうしても筆記媒体に接地している芯が斜めに削れていき文字が太くなる傾向があります。
ところが、0.2mmは極細の芯のため、なかなか文字が太くなりにくい。
このような理由から、手帳などの狭いスペースに筆記する場合には0.2mmは非常におすすめです。逆に、文字が太くなりにくいと言うことは、シャープペンシルの芯が筆記媒体と接地する面積が広がりにくいということです。
接地面の摩擦が大きくなり、芯の引っかかりが気になる方もいるかもしれません。
これに対しての対処方法として、私は0.2mmはBの柔らかい芯を使っています。
芯自体をやわらかくすることで、引っかかりを軽減することができます。
芯自体が折れやすい、消耗が早いというのは芯の特性なので仕方ないことだと思っています。
替芯の用意をしておき、芯を交換するときは丁寧に扱いましょう。
0.3mmの特徴
0.3mmの特徴をあげると、以下のようになります。
- 文字も比較的細く書ける。
- 芯の引っかかりは0.2mmに比べるとやや軽減
- 売っている替芯の種類が多い
- 長時間筆記するとやや文字が太くなる
- 芯の交換のときにやや芯がおれやすい
- 芯の消耗が早い
0.3mmの芯でも細い部類に入るのですが、それでも0.2mmに比べると差はでてきます。
例えばバイブルサイズの手帳に小さい字でギッシリ文字を記入するような使い方には、書いている途中に文字がやや太くなって来るのであまり向かない気がしました。
B5サイズ以上のノートなどに書く分には、芯の滑りも考えると0.3mmは最適だと感じましました。
0.3mmの替芯は、出回っている種類が比較的0.2mmに比べる多いです。
ぺんてる以外のメーカーからも販売されているので、うっかり芯を切らした場合でもすぐに購入することができます。
あとは、芯が0.2mmと比べるとやはり折れにくいので少し筆記の力が強い人には、0.3mmの方をオススメします。
いくらオレンズネロといえど、過分に力を入れると芯は折れることがあります。
オレンズレロ共通で改善してほしいところ
以上、芯の違いによるオレンズネロの特徴を説明してきました。
なんとなく自分の用途だとオレンズネロの0.2mmと0.3mmのどちらのタイプが向いてるかイメージできたでしょうか?
ここでは、0.2mm、0.3mmのオレンズネロ共通で改善してほしいところを説明します。
どういうことかと言うとそれは、
芯が短くなると芯を支えているパイプが上下するようになり書き心地が一気にダウン
することです。
ネットを見てもあまり書かれているのが見当たらないですが、オレンズネロは最後の1mmまで書くような使い方向いていません。
芯が折れないようにギリギリまで芯を細いパイプで支える構造を取っています。
そのため、芯の長さが最低でもパイプの長さに足りない場合には、紙の上に芯を当てるとパイプが上に上がり引っ込み、紙から離すとパイプが出てくるといった感じになります。
少なくても私は、このパイプが上下に動く動作が邪魔で、快適に文字を書けなくなっています。
芯の長さに応じて、パイプの長さが変更されて固定できれば解決をするのではないかと思っています。
これば是非検討していただければなと思っています。
これさえ直れば満点を出したいところです。
まとめ
以上、半年以上0.2mmと0.3mmのオレンズレロを使ってみて感じた特徴を今回は説明しました。
私は購入した当時は0.2mと0.3mmの2本を買ったのは良いけど、使い道をどうしようと悩んだものです。
しかし今では、手帳用に0.2mmを使い、ノート用に0.3mmを使うことでオレンズネロの使い分けを行っていて、快適に使えています。
また手帳には万年筆で書く場合もあるのですが、消しゴムで消すことで手軽に書き直すことができ、オレンズネロは非常に役立っています。
以上、オレンズレロ購入の参考になれば幸いです。