
鍾乳洞の入口には川を渡ったところにあり、橋から眺める川の渓谷はとてもすばらしいです。
駐車場を少し下に下ると、小さな渓谷が現れます。橋を渡る前にチケットを購入して、橋を渡って鍾乳洞に入ります。
特に端の上からの景色は素晴らしく、水しぶきなどもあり非常に涼しいので真夏の暑い日にくるのがおすすめですね。
少しくらいですが、奥に見える岩の入口が鍾乳洞の入口になっています。それでは、ドキドキしながら鍾乳洞の中に入っていきます。入って気づいたのは、天井が低い!寒い(12,3℃前後)!そして、水が滴り落ちてきて濡れる(笑)!という感じです。ホントに自然のクーラーといった感じですね。
鍾乳洞の入口は狭く窮屈かと思いきや、とても壮大な鍾乳洞でした!
それでは中に入ってみましょう。中は薄暗いですが、自然の作り上げた洞窟はやはり幻想的です。
私の身長は、175センチほどなので、頭をぶつけないように腰をかがめて進まないといけないような状態がつづきましたが、小学生ぐらいの子供であれば平気で進めるような感じですね。
見えずらいですが、足元に水たまりもあり、濡れても大丈夫な靴で入った方が良さそうでした。照明は足元に沢山あるので、見えなくて躓く心配はなさそうでした。
ずっと天井が低いかというとそうではなく、入口から少し進むと、天井が開けてくるのでご安心を。天井が高いところは、上を見渡しても天井が見えないような場所もありました。自然の壮大さを感じますね。
天井が開けた場所まで進むと、鍾乳洞の全体マップが現れます。
鍾乳洞では、平らな一本道を進むのではなく、上下の高さも存在すので、階段を下りたり登ったりして進む場所もあり、壮大な大きさを誇ります。
実は、見どころとなっている鍾乳石には、形状から名前が色々と付けられていて名前と、鍾乳石の形を見比べて見ると楽しいと思います。
見どころとなる鍾乳石も沢山!ライトアップされた場所も幻想的!
ただ単に鍾乳石がそそり立っているだけではなく、日原鍾乳洞にしかない鍾乳石や特徴も沢山あります。
耳を澄ませると、ステキな音色がするのが、水琴窟です。地下水の貯まった空洞の天井から 地下水が滴り落ちた時に琴の弦を弾いたような甲高い不思議な音色を聞くことができます。洞窟の壁などに音が反響しとても綺麗な音なので、是非一度聞いてみてください。
暫く進むと地獄谷という看板が見えてきます。上からのぞくと、どこまでも降りていけるんじゃないかというような錯覚も覚えます。入口は少し狭いので注意して降りてください。
そして、しばらくいくと「死出の山」という一見恐ろしそうな場所にたどり着くのですが、ここは開けた場所になっていて虹色に変わるライトでライトアップされています。
幻想的ですね。日常から離れた空間で自分が今どこにいるのかさえ忘れてしまいます。
鍾乳洞は広くて迷ってしまいそうですが、基本は一方通行になっており、所々で案内の看板もあるので、安心して探索することができます。
まとめ
日本でも最も有名な鍾乳洞に数えられる日原鍾乳洞の魅力が少しは伝わったでしょうか?
鍾乳洞以外にも奥多摩はすごく魅力的なスポットです。
日帰りでも、奥多摩宿泊でも都内からわずか2時間弱で、日常を忘れられるすてきな空間へ一度足を運んで見てください!