こんにちは、なるり(@narurufootmouth)です。
前回、「オレンズネロ」というシャープペンシルを紹介しました。現在も、なかなか店舗での購入は難しいほどの大人気です。
「折れない」をコンセプトにしているオレンズシリーズでは、「オレンズネロ」
は、ハイエンドのシャープペンシルで0.2mmと0.3mmの2種類が販売されています。
更に、1本の値段が3000円を超えるので、日用の文房具としては高価です。 どちらが1本を選びたいという人も多いのでは無いでしょうか?
今回は、どちらがオススメかを考えてみたいと思います。
目次
前回の記事で「オレンズネロ」というシャープペンシルを紹介しました。
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人気大爆発中のシャーペン「オレンズネロ」を手に入れた!(徹底レビュー)
こんにちは、なるり(@narurufootmouth)です。 久々の投稿となります。 世間ではお盆休みに入り、上半期に仕事が忙しかったみなさんもゆっくりとお休みされている方も多いと思います。 私も長期 ...
大手文具メーカーのぺんてるの培ってきた技術を結集したハイテクなシャープペンシル。
デスクワークをメインで行う仕事をされている人にとっては、シャープペンシルは大切な仕事道具ですよね。
2018-04-28 更新
購入から半年以上使用してみた感想をレビューしました。
是非参考にしてみてください!
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最強のシャープペン!オレンズネロ0.2mm 0.3mmの両方を半年以上使ってみてわかったこと
こんにちは、なるり(@narurufootmouth)です。 今回はオレンズネロを購入してからしてから、7ヶ月ほど経ちました。(2017年8月に購入) 前回はオレンズネロの購入直後の仕様感のレビュー記 ...
文字を消せることは、考えるために大切な要素
基本的にシャープペンシルは鉛筆と特性は同じ特徴をもっています。
書いた文字は消しゴムですぐに消せるので、書くことに対して構えず気楽に書くことができます。
頭の中で考えることも大切ですが、頭の中に浮かぶものを書き出すことで考えを整理することもできますね。
特に我々エンジニアは、何かを設計したり、考えたりすることが仕事なので書いたり消したりしながら考えることが多いです。
さて、この「オレンズネロ」ですが、実は0.2mmと0.3mmの芯対応の2種類のモデルが存在します。
オレンズネロの0.2mmと0.3mmは見た目、重さに違いは見られない
見出しの通りですが、オレンズネロの0.2mmと0.3mmのタイプに見た目、重さに違いは見られません。
しいて言えば、シャープペンシルの対応する芯の太さを表す数字の色が、0.2mmだとゴールドで0.3mmだとシルバーになっているぐらいです。
共通して製品仕様は以下になります。
品名 | 色 | 品番 | サイズ | 重さ | 小売価格 | 材質 |
オレンズネロ | ブラック | PP3002-A(0.2mm) | 11x10x143mm | 18g | \3,000(税別) | 先金・ノック:真鍮 前軸:ナイロン+鉄 後軸:ABS クリップ:鉄 |
PP3003-A(0.3mm) |
形状や重さによる違いは無いので、持ち心地や重さで悩むことは無い所は良いですね。シャープペンに金属を素材として加えられてるので、細身ながら中身がつまってるようなズシッとくる重さもあります。
0.2mm、0.3mmのいずれも重心もややペン先にあるため、書きやすいです。
実際の使い心地の違いは?
ここまで0.2mmと0.3mmの違いを色々調べてきましたが、サイズや重さ、デザインも全て同じようです。つまり、どちらが良いかを判断するには芯の細さの違いによる書き心地や、使いやすさという点の評価が必要そうです。
実際の書きごこちの違いですが、やはり、芯のサイズの違いがポイントになるのでしょうか。
0.2mmと0.3mmそれぞれのメリットをまとめてみると以下になります。
- 0.2mmは、文字が細く、小さく書ける
- 0.3mmは、筆圧が弱くても書きやすい
実際に、オレンズネロでしばらく書いていると若干0.3mmのオレンズネロの方が芯の滑りが良いように感じました。
この理由は簡単ですね。使用しているうちに、紙と接しているシャープペンの芯の先が削れて平らになるのが理由です。
そのため、書いているうちにだんだん滑りが良くなってくるのですが、0.2mmに比べて芯の直径が広い0.3mmの方が紙に接する面積が広いためより滑りが良くなるみたいです。
実際の書きごこちをレビューします
オレンズネロのレビューサイトを色々見てみると、0.2mmは紙面に対して引っかかりが強く書きづらいとか、文字がかすれやすいというようなことを書かれているのも見かけました。
しかし、私が購入したオレンズネロは運が良かったのか、シャープペンシルの持ち方が合っていたのか分かりませんが、0.2mmでも特に引っ掛かりはなくスムーズな書き心地でした。
実際に下の写真は、オレンズネロの0.2mmと0.3mmを試し書きをしてみました。
ただ0.3mmの替え芯を使うシャープペンは、ぺんてるから発売されている「オレンズ」シリーズだけではなく、極細のシャープペンとしてぺんてる以外の文具メーカからもいくつか発売されています。
よほど気にしなければ、0.2mmや0.3mmのどちらのシャープペンでも細かな線や字が書けるので、0.3mmで実用上は問題ないと思いました。
実際使って見ても図面を引いたり、手帳などの狭いスペースに文字を書いたりするときに非常に便利です。
オレンズネロを使うときの注意点
細く小さな文字をを書ける便利なシャープペンシルですが、1点注意があります。
オレンズネロは、0.2mmと0.3mmの細い芯を使います。そのため、どうしてもシャープペンシルの芯の消耗が激しくなります。
そのため、予備の替え芯を用意しておいた方が安全です。
0.3mmの替え芯はぺんてるの「オレンズ」以外のシャープペンシルでも発売されているので、色んな文具店に替え芯が用意されています。
シャープペンシルの芯にこだわりがある方は0.3mmのオレンズネロを選ぶのもアリですね。逆に、0.2mmの替え芯は売ってない文具店もあります。
従って、オレンズネロを購入する際には、売っている替え芯が0.3mmしかない場合には0.3mm対応のオレンズネロを購入された方が普段使いには良いと思います。
どうしても芯が細くなればなるほど、通常の構成のシャープペンでは折れやすくなります。このオレンズネロでは、そこが折れないというのが一番のウリとなっています。一方、どうしても替え芯の準備という面では、大きな文具店が近くになかったりすると難しかったりします。
まとめ
いかがだったでしょうか。0.2mmと0.3mmのオレンズネロどちらが良いかという点を、シャープペンシルの仕様や使い勝手から色々考えてみました。
しかしながら、0.2mmと0.3mmのオレンズネロはどちらを買っても遜色のない素晴らしい逸品だと思います。できるだけ細く書きたいというのでしたら0.2mmを選択すれば間違い無いでしょうし、少しでも芯の滑りが良いほうがいいというなら0.3mmを選択すればよいと思います。
どちらを選んでも今まで使っていたシャープペンシルとは一線を超えたステキな道具になること間違いなしです!