こんにちは、なるり(@narurufootmouth)です。
ここ最近、FXトレードについて色々まとめていますが、自分の忘却録的な意味合いが強いです(笑)。
今日はラインによって大きくチャートの見方が変わると言う事例を紹介していきたいと思います。
家でパソコンからチャートを見る場合には、ラインを引いたり当たり前にできるんですが、スマホでチャートを見た時もラインを引いていますか?今日はそう言うところを説明していきたいと思います。
スマホでチャートを確認するのは当たり前?!
出先で為替の動きが気になった場合、皆さんはどうされますか?
スマホが当たり前のように普及しているこの時代では、ネットが繋がるところに行ってパソコンからチャートを見る人は少ないですよね。
大半の人がスマホでアプリやウェブを使って確認されてると思います。
スマホで見るチャートは、パソコンで見るのもに比べてどうしても短い期間のローソク足を表示する事になります。
また、リアルタイムに価格は動いているのでローソク足の動きが気になって仕方なかったり、エントリーのタイミングを逃したくないという良くもあります。
そのためエントリーが早すぎて、方向を間違い損をしたという人もいるかもしれません。
まずはこの早とちりを防止できると良いですね。
ライン引かないと値動きの方向性を早とちりする事がある。
スマホでチャート見るときの利点はやはり、お手軽さという観点ですね。
それだけがフォーカスされるのですが、実はデメリットもあります。
それは、縦長の画面のためローソク足があまり表示できないということです。
これは実際スマホのチャートでエントリーする時に気づかなくて、「あれ、思ってた方向と逆にローソク足が動いちゃった」という事が、スマホで取引を始め当時は沢山ありました。
実際にスマホのチャートを見てみよう
なるほど、PCとスマホだとなんか違うって感じはあるけど、話だけだとピンとこないですね(笑)
それでは、実際にチャートを見てみましょう。
まずは、ユーロ円の日足のチャートを見てください。これは、11月28日付近です。
75日平均線(水色の線)で支えられて、陽線二本続いた後、一本陰線が出てまた上昇をしようと言うところです。これを見ると、「よし、上昇だな!」と見える感じですよね。
エントリーする前に、ちょっと待ってみましょう。ラインを引いて見ると見方が一転します。
黄色のラインは、下値をサポートしている線と上値を抑えている線となっていて、赤色のラインは、ラインを引く前に、上昇すると見ていたラインになりますね。
ここで注目して欲しいのは、黄色のラインです。二本の黄色いラインの内側に囲まれたローソク足はだんだん値動きが小さくなってきています。
つまり、二本の黄色のラインが値動きに影響を与えている事が分かります。
こうやって見ると、値動きが小さくなりながら値下がりしているように見えます。
ラインを引かなかった場合には、今回の値下がりの動きになかなか気づくことができません。なぜラインを引く事で気づきやすくなるのでしょうか?
ラインを引く=(イコール)より長い期間のローソク足を見るということ
ズバリ言ってしまうと、ラインを引くと言うことは現在見ているローソク足よりも長い期間を見ていることになります。
そのため、スマホのような横幅が狭い端末でチャートを見た場合でも、無意識的に長期の値動きを意識することができます。
というのも、ラインの性質が関係しています。
ラインは、ローソク足が沢山ないと引くことができません。
長いラインを引こうとすれば、その分多くのローソク足を見なくてはならなくなります。一方、その分だけより長い期間で形成した値動きを反映できるようになります。
つまり、同じラインでも長いラインの方が、短いラインよりも大きな値動きの流れ(トレンド)を反映しているとも言えます。
まとめ
今回は、「スマホのチャートで取引するなら、ラインを引け」ということでした。
このラインの性質を利用すると、大きな流れに逆らった動きを見つけてエントリーチャンスを見つけることができるようになります。
これは次の機会に説明したいと思います。